「インプラント治療」治療とは一般的に行われている「ブリッジ治療」「入れ歯治療」とはどこが違うの?「インプラント治療」の概要とメリット・デメリット、費用について説明します。
「ブリッジ治療法」「入れ歯治療法」は無くなった歯を補う一般的な治療方法として、改良を重ねながら長い間行われている治療方法です。「ブリッジ治療法」は健康な歯を削り、支えとなる歯に負担をかける。「入れ歯治療」は装着感が悪くすぐ外れる、味が分からない、などの欠点がありました。1970年代以降、「インプラント治療」を受ける患者が増え、日本でも25年ほど前から急激にその数は増加し、現在注目をされている治療法です。「インプラント治療」は口中の歯肉の歯を支える骨に、歯根になるインプラントを埋め込み、そのインプラントと人工の歯を接合させるものです。インプラントには「チタン製」の金属を使用します。チタンは健康を害することのない金属ですので、安心して体内で、長期間使用できます。また人工の歯は「セラミック製」ものをかぶせるために、見た目も自然の歯と変わらないほどに仕上がり、自己の歯と同じように食べ物を噛むことができます。丁寧にメンテナンスを行えば「ブリッジ」のように支えの歯に負担をかける心配も、「入れ歯」のように合わなくて何度も作り直したりする心配もなく長持ちします。
そもそも人間の身体は、使わないでいるとその部分が衰えてきます。足の怪我などで動かないでいると筋肉は落ちますし、老人が怪我を機会に寝たきりになってしまうなど、その衰えが一因となっています。抜けた歯の治療方法として広く普及している「ブリッジ治療」「部分入れ歯治療」「総入れ歯治療」は「歯を補う」ことにおいてはその役目を十分果たしますが、歯を支える骨も一緒で、抜けた歯を支えていた骨は次第に痩せていきます。「インプラント治療」は、直接歯を支える骨に歯根部分を埋め込むため、噛むことにより骨に力が加わり、骨も顎も弱くなることを防ぐことができます。「自然な歯と変わらない仕上がり」、「自己の歯と同じように噛む感覚」、「顎や歯を支える骨の萎縮化を防ぐ」など、対象の歯に対しての治療なので、周りの健康な歯を削ったり、傷つけたりすることはないという今までの治療方法では解決できたなかった大きなメリットがあります。デメリットとしてはインプラント保険外治療のため、費用はかなりの高額となります。また骨にインプラントを埋め込む手術を行わなければなりませんし、治療開始前段階で外的検査・内科的診断も必要となります。
「ブリッジ治療」「入れ歯治療」は保険診療で行えば自己負担は低額ですみます。しかしこれらの治療を保険適用外で受けた場合はかなり高額になります。「インプラント治療」は保険適用で受けることができない治療です。一般的には1本40万と言われていますが、治療が自由診療のために、その額も医院によってさまざまです。インプラント治療には、インプラント(金属)、人工歯、数種類の検査や手術などの費用がかかります。また治療後のメンテナンスなど、それぞれ個々に費用を提示している場合もありますし、それらの費用全てを含めた1本当たりの総額で提示している場合もあります。「インプラント治療」を受ける際、提示された費用にはどこまでが含まれているのかの確認が必要です。「インプラント治療」の治療費は、医療費控除の対象となります。医療費控除とは1年間で本人・家族の合計医療費金額が10万円以上200万以内支払った場合、一律10万円を引いた残りの金額を所得から控除するという制度です。自営業者なら医療費領収書、サラリーマンなら年末に会社からもらえる源泉徴収票と医療費領収書を持参し、確定申告を行って下さい。