無くなった歯の治療法として一般的な「ブリッジ治療」「部分入れ歯治療」「総入れ歯治療」それぞれの治療方法とメリット・デメリットについて説明します。
「ブリッジ治療」は、失った歯が少ない本数の場合に行われることが多い一般的な治療法です。失った歯の両側の歯を削り、その2本の歯を支柱として、抜けた歯を挟むように義歯をかけます。保険対象の治療となりますので自己負担も少なくてすみます。前歯は前から3番目の歯まで合計6本までは保険対象で白い歯にできます。4番目以降から奥歯に関しては金属でのブリッジとなります。4番目以降も白い歯を希望する場合は、保険治療外になります。治療後は歯が固定され違和感はあまりありませんし、前歯は見た目も美しくなります。また治療期間が短いこともメリットです。デメリットとしては、ブリッジをする際に、健康な両側の歯を削らなくてはならなく、支えている歯の寿命が短くなります。また支えとなる歯がなければブリッジ治療自体が行えません。ブリッジした抜けた歯と歯肉の間に食べ物のカスが溜まりやすくなりますし、支えている歯に大きな負担がかかります。また抜けた歯を支えていた骨が弱くなり、顎が変形につながることもあります。歯周病などで歯ぐきが下がった場合、ブリッジと歯ぐきの間に隙間ができ、虫歯の可能性が高くなり、見た目も改善することが難しくなります。
「入れ歯治療」は「ブリッジ治療」と同じように現在、一般的に広く行われている治療方法です。「部分入れ歯」は、抜けた歯の本数が多い場合、「ブリッジ治療」では対応できないときに選択されます。部分入れ歯は保険対象治療と対象外治療があります。保険のブリッジ治療に比べて高くはなりますが、保険適用で5,000円から15,000円(本数によって異なる)で作ることができます。保険対象の「部分入れ歯」は他の歯に入れ歯を支えるためにクラスプという金属のバネを引っ掛けるタイプしかなく、費用は低額ですが見た目はあまり美しくありません。また装着したときに違和感があったりします。「シリコーン義歯」「ホワイトクラスプ」「スマイルデンジャー」「アタッチメント義歯」など保険治療外で行える治療方法もあります。こちらは保険治療で行うものに対して、歯の材質や土台となる材質、スクラブの材質などをより装着感の良いものを使用しているため、治療方法によってかかる費用が違いますが、いずれにしても保険対象の治療よりも高額となります。
「総入れ歯治療」は歯が一本も残っていない場合に行われる治療方法です。こちらも保険対象治療を行うことができますが、土台がプラスチック製の総入れ歯しか対象になりません。保険診療で作ることができるため費用は低く抑え、治療期間も短期間終わることができますが、上あごに当たる部分が厚くできているので、はめた時の違和感、話しにくい、すぐに外れてしまう、味がわからないなどデメリットがあります。また、噛む力を顎全体で支えるために、顎の骨が痩せてきます。そのため入れ歯の形が合わなくなり、何度も作り直さなくてはならないという場合もあります。「部分入れ歯」と同様に「総入れ歯」も保険外のものがあります。「金属床義歯」「シリコーン義歯」「アタッチメント義歯」「インプラント義歯」などがあり、歯の材質・土台との材質などをより装着感の良いものを使用しているため、治療方法によってかかる費用に違いが生じます。いずれにしても保険対象の治療よりも高額となります。